ソーシャルメディアの動向と使い分け方

          中小企業診断士 村上知也

(1)Google+の登場


2か月ほど前に、ソーシャルメディア界では大きなニュースがありました。
インターネットの雄である、Google社がソーシャルメディアサービスを
開始しました。
 
その名も
 Google+ です。

満を持してのサービス投入のようにも見えますが、Google社は過去に
何度もソーシャルメディアのサービスを投入し、そのたびに苦杯を
なめています。

(GoogleWaveやGoogleBuzzなどは、ほとんど話題に上らないままでした。)

しかし、今回のGoogle+は、アメリカでは約2週間で1,000万人の
ユーザを獲得しました。そして、7/14の第2四半期の決算報告の
場において、Googleのラリー・ペイジCEOは「Google+への素晴らしい
反応に非常に興奮している」と発言するほどの盛り上がりを見せています。

その一方で利用するユーザ側からすると、うれしい半面、困惑も
しているのではないでしょうか?

  「mixi」を利用していたら次は「twitter」だと言われ、その次には
「Facebook」の時代と言われ始めたこのタイミングで「Google+」が
登場しました。

一体、我々はどのサービスを利用してソーシャルメディアを楽しみ、
また、ビジネスで有効に活用すればいいのでしょうか?


(2)Google+の特徴


まず、最初に、「Google+」の特徴を3点挙げます。

(a)かっこいい
(b)公開範囲のコントロール
(c)既存アプリとの連動

(a)今まで、なんとなく、もっさりしていた画面が、すっきりと
シンプルになり、友人を分類するダイヤルも、わかりやすく、
クールな印象があります。

(b)そして、この公開範囲のコントロールが、「Facebook」を選ぶか
「Google+」を選ぶかの分岐点になりそうです。

「Facebook」では、多くのユーザの不安は、「自分の発言や
プロフィールって誰まで見えているんだろう」ということにつきます。
もちろん、細かく設定でき、公開範囲をコントロールできますが、
直観的でないため、ユーザは漠然とした不安を抱いてしまっているのです。

その点、「Google+」はサークルと呼ばれる機能で、友人を予め
グルーピングして、該当グループに対して投稿するという形を
とっています。そのため、自分の所属するグループごとに会話を楽しみ
たい人は、直観的に操作できます。

(c)そして、もしかして最終的にはやっぱりGoogleなのかと思って
しまう点は、やはり、今までの既存アプリの存在です。

まず、「Gmail」。「Google+」に新しいコメントがあると、自動的に
「Gmail」に通知されます。そして友人紹介機能では、もちろん、
「Gmail」でやり取りした人が紹介されます。

また、多くのオフィスアプリケーションとの連動も今後は進むと
思われます。


(3)で?どれを使えばいいの?


以下に比較表も掲載しましたが、やはり、今回の「Google+」は
「Facebook」をとても強く意識しています。ということは、この2つの
サービスを併存して使うのは、重複感があります。

「Twitter」で幅広い層に対する情報発信を行いつつ、
「Facebook」or「Google+」で濃度の濃いやり取りを行っていく、
こんなスタイルが定着していくものと考えます。

ソーシャルメディアの種類と使い分け.png

とはいえ、サービス提供が始まったばかりの「Google+」。
皆様も一度登録して試してみてはいかがでしょうか?


  • 最終更新:2011-08-31 01:30:29

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